ウイルス・細菌が気になるこの時期、のどを洗浄する”うがい”をする方は多いと思いますが、👃鼻うがい👃をしている人は少数派かもしれません。
私が初めて鼻うがいを知ったのは、TV番組📺。
インドの取材で、現地の人が広場に集まって小さなやかんのようなもので片側の鼻の穴に水を入れて、口から水を出す・・・
という衝撃映像でした。
インド流健康法という紹介でした。
痛そうに思ったのですが、同時に花粉症の私にとって
「これが出来たら鼻がスッキリするのでは??」
という思いが強かったことを覚えています。
自宅で早速チャレンジしてみたのですが、鼻は痛いしインドの方のように上手に吐水するこはできませんでした。
そんな訳で早々にチャレンジに失敗し、その後そんなことも忘れていました。
ところが数年後、なんと、鼻うがい専用商品をTVCMで発見!!
もしかしたら市販品なら鼻が痛くならず、上手に吐水できるのではないかと思い、いざ薬局へ。
パッケージの説明書きを見ると、人の体液に近い濃度になっているとのこと。
鼻水や涙と塩分濃度が違い浸透圧が異なるので、水道水をそのまま鼻に入れても痛かったのだという、よく考えれば当たり前のことをここでやっと理解。
また専用容器がついていて手軽にできそうです。
早速購入して帰り、自宅で試してみることに。
結果は・・・残念ながらうまく吐水することはできませんでした。
でも、鼻のツンとした痛さはほぼなくかなりの高ポイントで、何より鼻がスッキリしてとても快適!
花粉の季節は特に鼻の中がむずむずしてかゆかったり、鼻づまりや鼻水で辛く
「鼻を取って水でバシャバシャ洗えたらいいのに・・・」
と日々思っていたので、バシャバシャは洗えませんがこれはいいかも!と思いそれからは鼻うがいが習慣になりました。
あくまで個人の感想にはなりますが、以前と比べて花粉の症状も緩和されて、また風邪もひきにくくなりました。
TVCMの影響もあってか、最近では周りでも鼻うがいを習慣にしている人が増えてきているようです。
鼻うがい専用の市販品や市販の生理食塩水もありますが費用を抑えたい方は、少し面倒ですが自作することもできますよ!
Youtubeなどで洗浄液の作り方や鼻うがいの方法や注意点など、医師がアップされている動画もたくさんありますので、興味がある方は是非試してくださいね。
<鼻うがいのやり方(手作り)>
①一度沸騰させて40℃くらいまで冷ますしたぬるま湯500gに4.5gの塩を溶かして0.9%食塩水を作る。
※雑菌の繁殖を抑えるため、必ず一度沸騰させたお湯を使用すること。また、雑菌が繁殖する可能性があるので作り置きはせず、都度作る。
②片側の鼻を指で押さえて、「アー」と声を出しながらゆっくりと鼻に洗浄液を入れる。
※前かがみになってドレッシングを入れるようなプラスチックボトルを使うと便利。
③反対の鼻から、または口から洗浄液を出します。3回ほど繰り返したら逆側の鼻も行います。
※流し込んだ洗浄液は入れた方の鼻の穴から出してもOK。
④ゆっくりとティッシュで鼻をかみます。
※鼻の中に水分が残ったままだと耳に流れ込み中耳炎になる場合もありますので注意。
洗浄液の濃度ややり方を間違えると鼻の粘膜などを痛める可能性が高いため、十分にご注意ください。
鼻うがいは1回200ml、1日2回程度までが推奨されています。
■参考サイト
老木医院 鼻うがい(鼻洗浄)のやり方と注意点
https://www.oikiiin.com/nasal-irrigation/